クアラルンプールのおすすめ

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クアラルンプールはマレーシアの首都で、約180万人の人々が生活を送っています。この街には、高層ビル、モール、卓越した基礎構造や数え切れないほどの自然の魅力が詰まっていることで有名です。また、マレーシアの中の経済の中心地ともなっており、多くの人が訪れる場所です。さらにクアラルンプールは、大きな商業施設、バザーや市場など、買い物好きの人にはたまらない街でもあるのです。ユーロモニターインターナショナルによると、クアラルンプールはトップ10に入るほどの旅先になっています。以下で、クアラルンプールへの旅を、より忘れられないものにするためのおすすめを紹介します。

  1. ペトロナスツインタワー

1999年8月に建てられ、2004年までは世界一高い建物として知られていたペトロナスツインタワーは、451.9mもの高さを誇り、88階まであります。

日中に訪れても日が暮れてから訪れても、ペトロナスツインタワーのその魅力は人々の心を惹きつけて離しません。 また、中にはショッピングモールも併設されており、たくさんのフードカートやさまざまな国のブランドを扱うお店が入っています。もし映画を観たい場合は、3階にTGVシネマもあります。このモールはきれいに保たれており、足を踏み入れやすい場所となっています。

次に紹介したいのが、街の景色を360度見渡せるスカイデッキです。このスカイデッキを訪れる場合は、オンラインか、この建物のオフィスに直接出向いて予約を取る必要があります。予約するにあたっては、天気や時間帯などに注意してください。最もおすすめの時間帯は、日が暮れる時間に入ることで、そうすると夜景を楽しむこともできますよ。また、ここを訪れた際には、ぜひ2つのタワーを結ぶ橋からの景色も見てみてくださいね。そして一番上からの景色は類を見ないほど美しく、素敵な思い出になること間違いなしです。ここはクアラルンプールでの滞在期間が長い人へも短い人へもおすすめしたい場所です。

チェック: ツインタワー、スカイデッキ

2. クアラルンプール・シティ・センターパーク

個人的には、このクアラルンプール・シティ・センターパーク(KLCCパーク)を訪れずして、クアラルンプールの旅は終わりとは言えません。ショッピングセンターと、ツインタワーを見ながらできる公園でのジョギングは欠かせません。また、この公園は良い環境が維持されており、コンクリート造りの建物に囲まれた中のオアシスのような存在とも言えます。クアラルンプールでの滞在期間中、私は1日のどの時間帯でもKLCCパークへよく足を運んでいました。もし少し時間があるようであれば、ぜひ公園の湖の前に座り、色とりどりの噴水を見て楽しんだり、公園内の散歩やモールの中での買い物をしたりしてみてくださいね。片側に公園、もう片側にはツインタワーという素敵な景色の中でする買い物は、特に観光者にとっては別格なので、一度は行ってみてください。さらに色とりどりの噴水は、夜は違った一面が見られるのでぜひ見てみてください。

チェック: ダンシングファウンテン、ツインタワー、公園

3.KLCC水族館

KLCC水族館は、ツインタワーの会議場の下にあり、5000種以上もの展示がされている海洋博物館です。一歩踏み入れると、まずピラニアの水槽があります。たくさん水生種の展示は、一歩一歩進むたびに感動と驚きを与えてくれます。

さらに水槽のトンネルもあり、そこでは小さい魚から大きいものまでさまざまな魚を見ることができ、トンネルをくぐるだけでも楽しめます。KLCC水族館は、特に子ども連れの家族に1日中楽しめる場所として人気があります。

チェック: 水中トンネル、サメ

4. メナラ・クアラ・ルンプール(クアラルンプールタワー)

メナラ・クアラ・ルンプールとして知られるクアラルンプールタワー(KLタワー)は、地域全体で最も背の高い電気通信塔です。KLタワーは、ブキッ・ナナスというマレーシアで最も古くからある森林保護区に位置しています。この電気通信塔は高さ421mの世界で7番目に高い塔であり、観光者にとってマレーシアの目印となっています。ここでは、展望台、景色を見るためにフロアが回転しているレストラン、宴会場、小さい動物園、小さい映画館、複合商業施設やレストランなど、楽しめることが多数あります。

KLタワーのスカイデッキからは、景色を360度見渡すことができ、ペトロナスツインタワーからよりも綺麗な景色が見られます。遅れたり列に並んだりすることなく楽しむためには予約をした上で訪れるのがおすすめです。また、KLタワーには、スカイデッキのある最上階とそのすぐ下にある展望台の2つがあります。クアラルンプールを訪れる人には必ず足を運んでほしい場所の1つです。

チェック: クアラルンプールの眺望、回転レストラン

5. クアラルンプール・バードパーク

スローガンとして掲げている放し飼いをしている施設としては、世界で最も大きい場所の1つです。緑の手入れも行き渡ったこの公園では、さまざまな種類の鳥を間近で見ることができます。また、中に入ると4つのゾーンに分かれており、特に晴れの日には全て回るのが大変なので水分補給をしっかりしてくださいね。

ここは敷地面積がかなり大きく、その中を人懐っこい鳥と歩いたり写真を撮ったり、餌(個人で持ち込んだものは不可)をあげたりすることができます。ゾーン4では、オウムに餌をあげたり一緒に写真を撮ったりすることができ、また、楽しいオウムのショーも毎日開催されています。さらにこの素敵な公園には、多数の店も置かれており、周りにいる鳥やクジャクを見ながら、座って軽食を楽しむこともできます。魚用の餌を買って池の魚に餌をあげることも忘れないでくださいね。

チェック: 3000種以上の鳥、屋外

6.ペトロサインス・サイエンス・ディスカバリーセンター

ペトロサインス博物館はペトロナスツインタワーの4階にあります。ここは科学博物館でディスカバリーセンターでもあり、特に子どもに向けてつくられた施設です。中に入るとまずカートに乗るのですが、移動している間にインタラクティブスライドでマレーシアの歴史について学ぶことができます。また、博物館では多くの展示がされているので、宇宙、タイムトンネル、石油プラットフォーム、速度、未来エネルギー、3Dシアター、サイエンスステーションや微粒子ナノの世界など、あなたの興味のある分野に合わせて見てまわってくださいね。

さらに、微粒子カフェ(Molecule Cafe)というカフェも併設されており、コーヒーや軽食を楽しむこともできます。

クアラルンプールに子どもを連れて訪れた際にはまず足を運んでみてくださいね。

チェック: 科学展示

7.バトゥ洞窟

ツインタワーを訪れた後は、マレーシアで人気の観光地バトゥ洞窟へ向かいましょう。この洞窟はクアラルンプール北部、街の中心から11kmほど離れた場所にあります。ここにある石灰岩は、なんと約4億年前に形成されたと言われています。また、一番大きな洞窟の中には100年前に建てられたとされるヒンドゥー教の寺院が置かれています。

洞窟の奥深くには洞窟博物館があり、芸術作品の展示が行われていたり、他の寺院が見られたりします。そして洞窟を出るためには、少し時間と体力が必要ですが、およそ300段ある階段を上らなければなりません。洞窟の最上階に着くと、クアラルンプールの街が一望できます。

チェック: 4億年前に形成された石灰岩

行き方: セントラルマーケットからでている公共交通機関のバス(番号11Dのバス)

8. 他の楽しめる場所

クアラルンプールには数えきれないほどの観光地があります。

  • ジャランアロー(地元の料理が楽しめるストリート)
  • セントラルマーケット(カストゥリ通り)
  • パビリオンKL
  • 中央駅
  • イスラム美術館
  • 中華街

9. クアラルンプール旅行のおすすめ

宿泊施設: 街の中心地には、手頃な価格で宿泊できる3〜5ツ星ホテルが何百もあります。

クアラルンプールまでの行き方:

空路: クアラルンプール空港は、この地域にある最も大きな空港で、世界中と繋がっている場所です。

もしすでにASEANの地域内にいるようであれば、エアアジアが格安チケットを販売していますよ。

クアラルンプール空港から: バス、地下鉄やタクシーがありますが、地下鉄が一番安く街の中心まで出る方法です。

また、ここの地域で使えるSIMカードを空港で購入することもおすすめです。

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