レシフェは、ブラジルの中でも文化が豊富な街です。どんなことがあっても活気があり温かい人間性を持ち、街には美しい場所が溢れています。文化の濃さを感じたい場合は、ストリートを歩いてみてください。マラカトゥやフレーヴォといった地元の音楽や踊りを見ることができるかもしれませんよ。
今回はレシフェで見逃してはならない5つの場所についてお話します。もちろんこれ以上に足を運んでほしい場所はたくさんありますが、ぜひ目には見えないものまで体で感じてみてくださいね。
また、レシフェは訪れてほしい時期が2つあります。1つはお祭りで、これは他のどの場所とも違った、この国の中で最高のパーティーイベントの1つです。もう1つは6月に開催されるサン・ジョアンパーティーで、このパーティーはこの地域ならではのイベントで、地元の料理、ダンスや文化などをとおして、人が笑顔になるものです。
マルコ・ゼロ

マルコ・ゼロという広場はこの街発祥の地で、レシフェから他の街までは全て距離がマンホールのようなものに表記されています。また、風配図も描かれおり、植民地時代に建てられた建物の方向も分かる、見ていて興味深い場所です。
また、ビーチに行った後に楽しめるバーも何軒かあります。そしてもしもあなたがお祭りを楽しむために行くようであれば、ここではブラジルで最も大きなお祭りが開催されており、楽しむことができますよ。

この広場は、レシフェの昔を知る旅の出発地点に最適で、植民地時代からある街の一部は、小さい博物館や美しいストリートが溢れています。マルコ・ゼロのユニークな部分は、そのオランダの建築様式にあります。17世紀、この地域全体がオランダの植民地下にあり、それが理由でブラジルのさまざまな場所で同じ建築様式が見られます。
パコ・ド・フレヴォ

この博物館はマルコ・ゼロから数mと近くにあり、地元の豊かな文化を知ることができる場所です。フレヴォは地元の活気的なリズムのことを指しますが、地元の文化の1つでもあります。
マラコフタワーの中にあるこの博物館は、写真を撮るためだけにでもせめて立ち寄ってほしい場所で、全ての壁や床にフレヴォの象徴やそれに関連する証が色とりどりに飾りつけられています。
また、ここではリズムを聴くだけでなく実際に見て、その文化や足の複雑な動きが必要なダンスを学ぶこともできます。
ブレナンド研究所 協会

ここは街からはかなり離れてはいますが、ブレナンド城の名で知られる美しい建物があり、博物館も併設するこの施設は、トリップアドバイザーにおいてラテンアメリカの中でも評価の高い場所です。
武器博物館には、他の地域からきたナイフや宝石が散りばめられた白い豪華な武器など興味を引かれるものばかりが保管されています。さらにブラジルの奥地の歴史を展示品から知ることができます。
週末に行ける魅力的な場所もいくつかあるので、その場所に何があるかを調べてから行ってくださいね。きっと忘れられない貴重な経験が得られます。
先程もお伝えしたとおり、ここは街の中心部からは離れているので、GPSを使うか、ここの近くにある連邦大学行きのバスに乗ってください。博物館は午前中は閉まっているので、午後の予約を取るようにしてくださいね。
ボア・ビアジェン海岸

ブラジル沿岸部の旅をより良くするためには、海岸にはぜひ立ち寄ってください。ここはレシフェで最も有名な海岸で、私たちの知っている一般的な海岸とは違い、サメなどが生息しているため海水浴には向いていません。
しかしここにはバーがあるので、景色を見て心地良い風に当たりながら冷たい飲み物を楽しむことができます。また、ペルナンブコというレシフェにある街には、海水浴ができるブラジル一と言われる海岸もあるので心配しないでくださいね。
ボア・ビアジェン海岸は、海水浴に向いてはいませんが、入ろうと思えば入ることは可能です。また、ここには売店があり、職人が作った作品の定期市であるクラフトフェアや日向でリラックスしながら楽しめる子ども向けのイベントなど、パーティーも複数開催されています。
カピバリべ川

レシフェには街の至るところに運河があります。そのため、この街の橋も観光地として有名で、さらにこの街はブラジルのベネチアとも呼ばれるようになりました。実際にはこのニックネームは街の雰囲気とは合っていませんが、カピバリべ川沿いから見える景色は美しく、特に夜には違った顔が見られます。
この旅はグラウンド・ゼロから始めることができます。河川の街観光として知られるこのツアーは、レシフェの中でもテアトロ・サンタ・イサベル、ルア・ダ・オーロラ(カラフルな家)、ポコ・ダ・アルファンデガ(ショッピングモール)、立法議会、マルコ・ゼロやパルケ・ダ・エスクルトゥラス(ここは通るのみ)など多くの観光者が訪れる場所へ連れて行ってくれます。
河川の街観光をしている間観光者は、フランシスコ・ブレナン彫刻公園、マルコ・ゼロ広場、パコ・アルファンデガ、ペルナンブーコ・ギムナジウム、立法議会、サンタ・イサベル劇場やルア・ダ・オーロラなど、数多くの美しい景色が見られる観光地を楽しむことができます。
おまけ: ポルト・ジ・ガリーニャスとフェルナンド・デ・ノローニャ
どちらも1つの記事にできるほど素敵で、レシフェからも十分行ける場所なのですが、1回の旅行で2つとも満喫するにはコツが必要です。

ポルト・ジ・ガリーニャスはレシフェ南部で最も美しい海岸で、年中魅力で満ち溢れています。中でもベストシーズンが秋にあたる6月で、サン・ジョアンというブラジルで最も文化的なイベントが開催されます。しかし年間を通して暖かい気候なので、冬だからといって心配しないでくださいね。

フェルナンド・デ・ノローニャはブラジルで最も大きな島です。ここにはブラジル海軍もあり、訪れるには許可を得る必要がありますが、難しくはありません。また、ここの官僚施設が大西洋の真ん中にあるため非常に価値があります。ホテルや旅館などさまざまな宿泊施設もありますが、お金に余裕がある人向けなので、もしそうであればぜひチェックしてみてくださいね。