レシフェでの5つの楽しみ方

image-17-ozniq4snpcscup1926gnruchu3qoq16e3bnvpm53ns

レシフェは、ブラジルの中でも文化が豊富な街です。どんなことがあっても活気があり温かい人間性を持ち、街には美しい場所が溢れています。文化の濃さを感じたい場合は、ストリートを歩いてみてください。マラカトゥやフレーヴォといった地元の音楽や踊りを見ることができるかもしれませんよ。

今回はレシフェで見逃してはならない5つの場所についてお話します。もちろんこれ以上に足を運んでほしい場所はたくさんありますが、ぜひ目には見えないものまで体で感じてみてくださいね。

また、レシフェは訪れてほしい時期が2つあります。1つはお祭りで、これは他のどの場所とも違った、この国の中で最高のパーティーイベントの1つです。もう1つは6月に開催されるサン・ジョアンパーティーで、このパーティーはこの地域ならではのイベントで、地元の料理、ダンスや文化などをとおして、人が笑顔になるものです。

マルコ・ゼロ
グラウンド・ゼロから見えるユニークなオランダ建築

マルコ・ゼロという広場はこの街発祥の地で、レシフェから他の街までは全て距離がマンホールのようなものに表記されています。また、風配図も描かれおり、植民地時代に建てられた建物の方向も分かる、見ていて興味深い場所です。

また、ビーチに行った後に楽しめるバーも何軒かあります。そしてもしもあなたがお祭りを楽しむために行くようであれば、ここではブラジルで最も大きなお祭りが開催されており、楽しむことができますよ。

オールド・レシフェ・ストリート

この広場は、レシフェの昔を知る旅の出発地点に最適で、植民地時代からある街の一部は、小さい博物館や美しいストリートが溢れています。マルコ・ゼロのユニークな部分は、そのオランダの建築様式にあります。17世紀、この地域全体がオランダの植民地下にあり、それが理由でブラジルのさまざまな場所で同じ建築様式が見られます。

パコフレヴォ
この博物館の飾り付けは美しく色とりどり、まさにレシフェの文化そのものです

この博物館はマルコ・ゼロから数mと近くにあり、地元の豊かな文化を知ることができる場所です。フレヴォは地元の活気的なリズムのことを指しますが、地元の文化の1つでもあります。

マラコフタワーの中にあるこの博物館は、写真を撮るためだけにでもせめて立ち寄ってほしい場所で、全ての壁や床にフレヴォの象徴やそれに関連する証が色とりどりに飾りつけられています。

また、ここではリズムを聴くだけでなく実際に見て、その文化や足の複雑な動きが必要なダンスを学ぶこともできます。

ブレナンド研究所 協会
ブレナンド城はラテンアメリカの中で最高の博物館の1つです

ここは街からはかなり離れてはいますが、ブレナンド城の名で知られる美しい建物があり、博物館も併設するこの施設は、トリップアドバイザーにおいてラテンアメリカの中でも評価の高い場所です。

武器博物館には、他の地域からきたナイフや宝石が散りばめられた白い豪華な武器など興味を引かれるものばかりが保管されています。さらにブラジルの奥地の歴史を展示品から知ることができます。

週末に行ける魅力的な場所もいくつかあるので、その場所に何があるかを調べてから行ってくださいね。きっと忘れられない貴重な経験が得られます。

先程もお伝えしたとおり、ここは街の中心部からは離れているので、GPSを使うか、ここの近くにある連邦大学行きのバスに乗ってください。博物館は午前中は閉まっているので、午後の予約を取るようにしてくださいね。

ボア・ビアジェン海岸
ボア・ビアジェン海岸

ブラジル沿岸部の旅をより良くするためには、海岸にはぜひ立ち寄ってください。ここはレシフェで最も有名な海岸で、私たちの知っている一般的な海岸とは違い、サメなどが生息しているため海水浴には向いていません。

しかしここにはバーがあるので、景色を見て心地良い風に当たりながら冷たい飲み物を楽しむことができます。また、ペルナンブコというレシフェにある街には、海水浴ができるブラジル一と言われる海岸もあるので心配しないでくださいね。

ボア・ビアジェン海岸は、海水浴に向いてはいませんが、入ろうと思えば入ることは可能です。また、ここには売店があり、職人が作った作品の定期市であるクラフトフェアや日向でリラックスしながら楽しめる子ども向けのイベントなど、パーティーも複数開催されています。

カピバリべ川
川のほとりから見える色とりどりな家

レシフェには街の至るところに運河があります。そのため、この街の橋も観光地として有名で、さらにこの街はブラジルのベネチアとも呼ばれるようになりました。実際にはこのニックネームは街の雰囲気とは合っていませんが、カピバリべ川沿いから見える景色は美しく、特に夜には違った顔が見られます。

この旅はグラウンド・ゼロから始めることができます。河川の街観光として知られるこのツアーは、レシフェの中でもテアトロ・サンタ・イサベル、ルア・ダ・オーロラ(カラフルな家)、ポコ・ダ・アルファンデガ(ショッピングモール)、立法議会、マルコ・ゼロやパルケ・ダ・エスクルトゥラス(ここは通るのみ)など多くの観光者が訪れる場所へ連れて行ってくれます。

河川の街観光をしている間観光者は、フランシスコ・ブレナン彫刻公園、マルコ・ゼロ広場、パコ・アルファンデガ、ペルナンブーコ・ギムナジウム、立法議会、サンタ・イサベル劇場やルア・ダ・オーロラなど、数多くの美しい景色が見られる観光地を楽しむことができます。

おまけ: ポルト・ジ・ガリーニャスとフェルナンド・デ・ノローニャ

どちらも1つの記事にできるほど素敵で、レシフェからも十分行ける場所なのですが、1回の旅行で2つとも満喫するにはコツが必要です。

ポルト・デ・ガリーニャスの夕日

ポルト・ジ・ガリーニャスはレシフェ南部で最も美しい海岸で、年中魅力で満ち溢れています。中でもベストシーズンが秋にあたる6月で、サン・ジョアンというブラジルで最も文化的なイベントが開催されます。しかし年間を通して暖かい気候なので、冬だからといって心配しないでくださいね。

フェルナンド・ド・ノローニャの展望台

フェルナンド・デ・ノローニャはブラジルで最も大きな島です。ここにはブラジル海軍もあり、訪れるには許可を得る必要がありますが、難しくはありません。また、ここの官僚施設が大西洋の真ん中にあるため非常に価値があります。ホテルや旅館などさまざまな宿泊施設もありますが、お金に余裕がある人向けなので、もしそうであればぜひチェックしてみてくださいね。

Interesting Articles

ロンドンの楽しみ方ベスト10

ロンドンに行く計画を立てているにも関わらず、どこから周ったら良いのか分からない人はいませんか?大丈夫、不安になる必要はありませんよ。古典的なのに現代的、保守的なのに反抗的、ロンドンはそんな矛盾している

素晴らしい街リオデジャネイロの一味違った楽しみ方

リオデジャネイロは素晴らしい街として知られています。年中をとおして街並みは美しく、冬場でもビーチや音楽を楽しむことができます。 多くの観光者が訪れ、世界中でも有名なユニークな街ですが、そこにはまだ、コ

クラクフ旅行でのおすすめスポット

ワルシャワから向かう場合は、鉄道の利用をお勧めします。 ポーランドでの運転は、あまり楽しい経験とは言えません。 その上、フランスやイタリアの列車とは異なり、ポーランドの列車で提供される食べ物はなかなか

ブラジル植民地時代の黒い黄金: オウロ・プレット

ブラジルはビーチとパーティーがたくさんあることで世界的に有名ですが、街中の建物や景色なども同じぐらい美しいものです。 オウロ・プレットは18世紀ブラジル植民地時代につくられた重要な街で、ユネスコ世界遺

オランダ、アムステルダムは特別な観光地

オランダの首都アムステルダムは、最も大きく、人口も最大の都市で、毎年何百万人もの観光客が訪れます。700年以上の歴史を持つアムステルダムは、見どころがたくさんあり、いろんな体験ができます。世界的に有名

ボルダー:アメリカで最も美しい郊外の町

ボルダーはデンバー郊外の町です。この街の特徴は特定の観光スポット(教会、美術館…)ではありません。しかし、素晴らしい街の美しさとライフスタイルを感じるために、ここを訪れる事をおすすめします。ボルダーは

イタリアのフィンランドを発見マルチェジーナ

北イタリアに、素晴らしい景色ととてつもない寒さの両方を、フィンランドと比較される場所がある事を知っている人はほとんどいません。そこはマルチェジーナというたくさんの歴史や伝説がある平地です。アジアーゴ高

湖水地方: リオデジャネイロ沿岸部の隠れた楽園

リオデジャネイロは、美しい自然、ビーチや謝肉祭で世界的に有名な街です。また、ブラジルの中の別の美しい場所からもそんなに遠くはありません。 そして、リオデジャネイロから100km以上離れてしまいますが、

パンドゥアの遺跡探訪

パンドゥアは、インドの西ベンガルにある歴史的な街です。 今日では約25,000人しか住んでおらず、かつては小さなヒンドゥー王国の首都でした。 訪問するには素晴らしい場所ですが、唯一の欠点は近くにあるホ

エストニア-タリンからの最高の日帰り旅行

タリンは美しく、エストニアで最も多くの旅行者が訪問する場所の1つです。中世の旧市街、流行に敏感なバー、何世紀も前の建築物が訪れるのに理想的な場所です。しかし、他にもタリンから車ですぐのところにあり、簡

Newest Articles

エストニア-タリンからの最高の日帰り旅行

タリンは美しく、エストニアで最も多くの旅行者が訪問する場所の1つです。中世の旧市街、流行に敏感なバー、何世紀も前の建築物が訪れるのに理想的な場所です。しかし、他にもタリンから車ですぐのところにあり、簡

バリ島で人気のアクティビティとアトラクション

インドネシアの17,000以上の島々の中で、バリは最も有名な島の1つです。ジャワ島の東に位置するこの島には、1世紀以上にわたってオランダ人が住んでいた歴史があります。今日、バリ島はアジアでトップの観光

エストニアのリゾート地、パルヌ

パルヌはエストニアのリゾート地で、夏場に人が最も多く訪れます。エストニア南西部のパルヌ川沿いにある街です。素敵な砂浜、浅瀬、スパ、バーやカクテルバーなど充実した休暇が楽しめる場所として人気です。また、

トラカイ1日観光

トラカイはリトアニアの小さな湖の街で、首都ヴィリニュスから西に28kmほど離れた場所にあります。この街は、東ヨーロッパで唯一水に浮かぶ城があることで有名です。もしヴィリニュスにいる場合は、トラカイ1日

Relative Articles

映画と文学を巡る旅~パリ~

パリをめぐる文学と芸術の旅。パリほど映画や文学に不朽の名を残す都市は世界でも少ない。アメリ』から『ムーラン・ルージュ』まで、『移動祝祭日』やウディ・アレンの『ミッドナイト・イン・パリ』を経て、フランスの首都は、愛、生活、文化、美食、その他多くのことを描く上で、最も美しい都市の一つです。 An Emotional Trip Over Paris 私たちをパリの街をもっと魅力的にしてくれる象徴的な本や

湖水地方: リオデジャネイロ沿岸部の隠れた楽園

リオデジャネイロは、美しい自然、ビーチや謝肉祭で世界的に有名な街です。また、ブラジルの中の別の美しい場所からもそんなに遠くはありません。 そして、リオデジャネイロから100km以上離れてしまいますが、レジアン・ドス・ラーゴスという湖水地方にたどり着くことができます。ここには素晴らしいビーチがあり、あなたも行きたくなること間違いなしです。 カボ・フリオ カボ・フリオにあるポルトガル港 この地域で最も

スペイン、パルマ・デ・マヨルカの楽しみ方

パルマは、バレアレス諸島の首都であり、マヨルカで最も大きな街でもあります。ヨーロッパでは休暇中に訪れる人が多く、毎年何千人もの人がこの地を訪れています。パルマの街は、ターコイズブルーのビーチ、歴史あるオールドタウン、世界でも有名なリゾート地や賑わった街があることで有名です。これから、旅がより楽しくなるおすすめを紹介します。 1. パルマオールドタウン ここはパルマに来たらまず最初に訪れてほしい場所

クロアチア周遊、必ず訪れるべき街スプリト

スプリトの街は、まさに野外博物館。クロアチアの中で二番目に大きなこの街は、ダルマティア地方に行く場合は絶対にはずしてはならない重要で、素晴らしい時間を過ごすことができる場所です。さらに、この街から出ている船に乗ると、クロアチアの有名な島や、まるで天国にいるような感覚が体験できる素敵なビーチへもたどり着けます。 ディオクレティアヌス宮殿 ディオクレティアヌス宮殿は、スプリトの中にある小さな街です。と

boston skyline

ボストンで子どもと一緒にすごす: 家族で楽しめる5つの場所

ボストンの街の良いところは、どの世代も楽しめる魅力があるということです。そのため、もし家族の休暇でビーンタウンに訪れようとしていても、子どもが楽しめるかどうかという不安は抱く必要はありません。公園やプレイグラウンドで遊んだり、博物館や市場を楽しんだりと、子どもと気軽に足を運べる場所がボストンにはたくさんありますよ。 ボストンの中でも最も家族連れに人気の行き先を見てみましょう。 ボストン・チルドレン

コルカタへのガイド

コルカタを訪れる外国人観光客はムンバイやデリーよりもはるかに少ない数でしょう。 しかし、独立運動前後の歴史を理解するにはインドで最高の場所です。 1) カレッジストリートの本市場 ここは、世界最大の本市場であるとも言われていて、店を眺めながらゆっくりと散歩するのにぴったりです。 お目当ての本を見つけたら、トラディショナルなインディアンコーヒーハウスでコーヒーと読書を楽しみましょう。 非常に混雑して

秘境: 豪州 ホリゾンタル フォールズ(水平の滝)

秘境: 豪州 ホリゾンタル ‘ フォールズ(水平の滝) Introduction 西オーストラリア州、キンバリー区 秘境 グレートネイチャー 動画 サメ、カメを含む海洋野生生物、ジュゴン、ウミガメ、ザトウクジラ又、丘には岩ワラビーをタイミング次第で目撃できるという副産物付きのスポットをご紹介。 ホリゾンタル フォールズ (水平の滝) 英国BBCプロデューサーもこなした自然歴史家のディビド·アッテン

エディンバラ 3日間のお勧めツアー

スコットランドの東に位置し、北海に面するエディンバラは、イギリスで最も訪問者の多い都市の一つです。エディンバラは、ヨーロッパの中でも特別な都市の一つであり、最も恐ろしい物語の舞台となった暗いコーナー、狭い石畳の路地、美しい建物や庭園、興味深い博物館の多さ、そして何よりも陽気な市民とのふれあいが、まるで街に恋をしたような感覚になるほど魅力的な場所なのです。エディンバラは、旧市街と新市街に二分されてお

パティアラの過ごし方

今回はアムリトサルからパティアラに来ました。列車で移動しましたが、バスよりも遅いですが、はるかに快適です。パンジャブ州の南東にあるパティアラは、人口約70万人の中規模の都市です。最も有名なものは、1763年に建てられたシーク教徒の要塞であるキーラ・ミューバラックです。非常に大きなサイズと高さがあり、文字通り市内中心部を支配しています。私が訪れた時、他の外国人をあまりみませんでした(これはコロナウイ