リガ滞在2日間の過ごし方

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リガはラトビアの首都で、約700万人が暮らす、バルト海に接する街の1つです。ここは様々な芸術や文化が入り混じった魅力的な大都市で、木造の建物、中世からあるオールドタウン、旧ソ連の記念碑やアール・ヌーヴォーの建造物など多くの歴史あるものが見られる街でもあります。リガのヴェツリガ(Vecrīga)の名で知られるオールドタウンは、ユネスコ世界遺産に登録されている、観光者にはおすすめの場所です。また、リガはこの地域の中心部としても知られている美しい街なので、訪れる価値は十分にあります。

ここ数年間で、リガは観光者に人気の旅先となりました。もしリガに少しでも立ち寄る場合は、以下のリストを参考にして楽しい旅にしてくださいね。

  1. リガセントラルマーケット
リガセントラルマーケット

リガセントラルマーケットは、東ヨーロッパの中で最も大きな市場の1つです。ここはリガの国際バス乗り場と中央駅のすぐ隣にあり、オールドタウンからも徒歩10分程度の距離にあります。もしもリガにバスや電車で行く場合は、まずこの市場に寄ってぜひ地元の料理を楽しんでください。

この食べ物の市場は1920年代に軍事目的でつくられ、その後市場へと変化を遂げました。非常にユニークな古くからあるこの市場では、様々な地元の料理の屋台がたくさん軒を連ねています。また、ここはシーフード好きにとってもたまらない場所で、ラトビアならではの燻製されたいろいろな魚を味わうことができるのです。

セントラルマーケットの裏側

この市場を訪れることで、地元の文化や新鮮な食べ物を楽しむことができます。

チェック: 地元の料理、燻製された魚

2. リガ旧市街 (Vecrīga)

リガ旧市街は、世界中から観光者の訪れる最も人気の場所です。800年以上もの歴史が続くこの旧市街は、1日を過ごすのにぴったりです。壮大なゴシック様式からアール・ヌーヴォーまで、数多くの建築物が目を楽しませてくれます。狭い石畳のストリートの中には、カフェ、パブ、レストランやパン屋など、素敵な景色と一緒にカプチーノや料理の楽しめるお店がたくさん並んでいます。

リガのオールドタウンにある教会

リガの旧市街は第二次世界大戦中に約40%において大きな打撃を受けましたが、最新の注意を払いもとの形へと修復されました。保存状態の良い様々な色が使用された建物を見て歩くことで、非常に楽しく充実した気分になれます。

この旧市街では最低でも半日は使って、散策をしてみることをおすすめします。

チェック: ゴシック様式、800年前に建てられた建造物、石畳のストリート

3. 市庁舎広場

市庁舎広場は、オールドタウンの中心のような壮大な場所です。昔はここは街の中心部とされていましたが、近年はその華やかな建造物で有名です。ここでは、市議会事務所、観光事務所、文化博物館やブラックヘッドハウスを見ることができます。また、中心部には平和の象徴を意味するローランドの像が飾られています。

ここは写真家にとって最高の場所でもあり、ブラックヘッドハウスから昼夜問わず、特別な雰囲気が醸し出されているんですよ。ここは日中でも夜でも、いつ訪れても楽しめる場所なのです。

チェック: ブラックヘッドハウス

4. 自由の記念碑

自由の記念碑は1935年、ラトビア独立戦争(1918年〜1920年)後につくられました。また、この記念碑は、過去にラトビア人とそれを抑圧しようとした人々がいたことを示す国の象徴でもあります。記念碑の頂点には、ラトビア人のフェミニンなイメージに合わせて、ミルダが置かれており、手に持つ3つの星は、第一共和政時代にあったラトビアの3つの地域を意味しています。

この自由の記念碑は、ラトビアで著名な彫刻家カーリス・ゼールによってデザインされ、4年の期間をかけてつくりあげられました。ソビエト連邦に占領されていた頃は、ここに人が集まることはどのような理由があれど禁止されていました。

自由の記念碑は、今では美しい公園に囲まれており、リガの街の中心部、オールドタウンの端に位置しています。

チェック: 記念碑

5. バスタイカルンス公園

この目立つ公園は、オールドタウンや自由の記念碑と隣接しているため、見逃すことのない場所であると言えます。リガ運河が通る美しく静かな庭は、この公園をより魅力的にみせています。また、この公園は、リガ運河をボートに乗って楽しむことのできるツアーの出発地点となっていますよ。

美しい景色とたくさんの像を目にすることのできるこの公園は、ゆっくり座ってリラックスできる場所です。また、公園内を散歩して、ラブロック橋、運河、ラトビアンハウス、像や花などの素敵なものを探してみるのもおすすめです。 

チェック: ラブロック橋、リガ運河

6. リガの街が見渡せる展望台

ここは、ラトビアンアカデミーオブサイエンスがソビエト時代につくった、107mの高い建物で、リガに訪れる人には必ず足を運んでほしい場所です。

ラトビアンアカデミーオブサイエンス

この建物は23階建てで、最上階に丸い形をした展望スペースがあります。そこからは、何も妨げるものがなく、他に類を見ない景色を360°見渡すことができます。また、十分な広さもあるため、様々な角度から安全に写真を撮ることも可能です。

入場料は1人6ユーロで、日没前に訪れることをおすすめします。

チェック: リガの全景

7. 他に訪れるべき場所

これまでに紹介した場所以外にも、リガには逃してほしくない多くの魅力があります。以下のリストをぜひ参考にしてください。

  • 聖ペテロ教会からのリガの景色
  • メサ公園
  • ヴェルマネス庭園
  • リガ自動車博物館
  • アール・ヌーヴォー美術館

8. リガ旅行のおすすめ

宿泊施設: 旧市街の中かその付近の施設を選ぶと観光しやすいです。しかし、旧市街の中の宿泊施設ひ他と比べてかなり高額なので、もし予算が限られている場合は注意してください。旧市街から10分〜15分歩いたところにはAirbnbやホステルもあるので見てみてくださいね。

9. リガへの行き方

空路: すでにヨーロッパにいる場合は、ライアンエアーの飛行機が格安でEUの他の地域からリガの街を行き来しています。

リガ空港から: 公共交通機関であればバスが出ており、通常22番のバスがリガの街と空港を往復しています。

海路: ストックホルムやタリンからであれば、海路を使うことも可能です。

バス: バスが最も安い行き方です。チケットは、行き先にもよりますが、5〜20ユーロで購入できます。タリン、ヴィリニュス、ワルシャワ、ベルリンやプラハなど様々な街からリガへのバスが出ていますよ。

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