エストニアのリゾート地、パルヌ

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パルヌはエストニアのリゾート地で、夏場に人が最も多く訪れます。エストニア南西部のパルヌ川沿いにある街です。素敵な砂浜、浅瀬、スパ、バーやカクテルバーなど充実した休暇が楽しめる場所として人気です。また、パルヌはエストニアの中で最も大きなリゾート地としても知られ、毎年地元の人から外国人観光者まで多くの人が訪れます。

美しいビーチ以外にも、パルヌ川でも水上スキー、カヌーやカヤックなどたくさんのウォータースポーツを楽しむことができます。パルヌの夏は、ビーチ、川、リゾート、遊歩道、公園や森林など楽しめることがたくさんあり、その歴史は180年にもなります。また、パルヌは2020年に、バルト諸国で一番訪れたい場所に選ばれました。以下で休暇を過ごすのに最適なおすすめを紹介します。

  1. パルヌビーチ

パルヌビーチ遊歩道は2006年に開かれ、大きなリゾート地に訪れたと感じられる素敵な場所です。この遊歩道はパルヌの顔とも言え、その浅く温かい水は夏を過ごすのには最高の場所です。また、ここにはカフェ、売店、木製の道や隣接する公園もあり、充実した1日を過ごすことができます。

夏場はビーチで自転車を借りたり、安全ベルトを締めてウォータースポーツを楽しんだりすることもできます。パルヌビーチは水が浅く、白い砂浜も柔らかいので子ども連れにもおすすめです。公共トイレとシャワーも設置されています。裸の女性のビーチも北側にあり、ここも人気の場所です。

チェック: ビーチ、夏の行き先

2. アルパカファーム

アルパカファームは、パルヌの中心部から19kmほど離れたアレヴィレッジ(Are Village)にある、エストニアで最も大きなアルパカファームの1つです。タリンからパルヌまで車で来た人はぜひ、まずこの場所を訪れてかわいらしいアルパカを見てください。

入園料は1人5ユーロで、動物に餌やりをしたい場合は、1ユーロで人参を購入することもできます。アルパカ以外にも、ラマやウサギなど他の動物もいて、全ての動物がこの豊かな自然の中で飼育されています。中でもアルパカは非常に優しいので、撫でたり餌をあげたり一緒に写真を撮ったりして遊ぶことができます。また、土産物店も併設されているので、アルパカの毛で作られたものを買うこともできます。子どもと訪れても楽しい場所ですよ。

チェック: アルパカと遊ぶ

3.パラダイスウォーターパーク

ここはエストニアで最も大きいウォーターパークの1つで、2フロアあり、一度に700名もの人が入ることができます。リラックスできて楽しめる場所でもあるので、家族連れや子連れの人に特におすすめです。プール、フィンランド式サウナ、スチームサウナ、ジャグジー、ウォータースライダー、チューブやバーが設置されており、冬場には温水プール、夏場にはバーのテラスで楽しむこともできます。飛び込み台は高さ約4mで、一番長いウォータースライダーは100mもの長さがあります。また、サウナには塩、スチーム、アロマ、日本式や水風呂と様々な種類があり、リラックスすることができます。

このウォーターパークはどの年代でも違った楽しみ方ができ、プールで泳いだり滑り台を滑ったりするのに少し飽きたら、ボーリング、フィットネス、エアロビクスやスヌーカーが楽しめる場所もあります。

チェック: 多くの種類のプールとサウナ

4. タリンゲート

タリンゲートはパルヌの街の歴史ある目印で、スウェーデン統治時代である17世紀につくられました。これはバルト海諸国の中で、唯一17世紀から残っている門です。つくられた当時は、タリンからパルヌへの郵便輸送路であるカールグスタフゲートという名で知られていました。このゲートは、リガやナルヴァの街で似たようなゲートを手がけたエリックダルバーグ(Erik Dahlberg)が設計を行いました。しかし19世紀に要塞が壊され、このゲートのみが残りました。

このゲートは壮大な建造物というわけではありませんが、17世紀から非常に良い状態が保存されているため、街の顔となり必ず訪れたい場所となっています。このゲートは旧市街の横にあり、前には絵画のように美しい公園があり、夕方以降に来ると特に景色が楽しめます。

チェック: 歴史あるゲート


5. パルヌへの行き方:

パルヌはタリンから120kmほど離れていますが、道路で繋がっています。

バス: タリン中央バスステーションから毎日パルヌ行きのバスが発着しています。

車: タリンからパルヌへ自家用車やレンタカーで向かうこともできます。

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